訪問歯科を受診するにあたって知っておいたほうが良いこと3点

閃いた 訪問歯科関連
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こんばんは。早いものでもう週末になりました。そして5月も終わりを迎えようとしています。

さて、本日は訪問歯科を受診するにあたって知っておくべき3点についてご説明していこうと思います。

①受診希望の病院から半径16km以内でないと診察を受けれない

まず一つは距離の制約があるということです。

これはルールで決められています。ちなみに直線で計測して16kmです。これを超える範囲に位置する場合は、残念ですがお断りさせていただいております。

また県が異なる場合でも受診したい病院が県境に位置しているのであれば受診できる可能性はあるので、もし判断がつかなければ病院に問い合わせてください。

②料金=医療保険+介護保険

2つ目は料金についてです。

普通の外来診療だと医療保険のみでの負担ですが、訪問となると少々事情が変わってきます。

医療保険に加えて介護保険の料金が発生してきます。 

ものすごく簡単に説明するならば、医療保険が治療費、介護保険が出張費みたいなイメージで持ってもらえればと思います。

なぜ訪問では介護保険がかかってくるのかというと、居宅療養管理指導を算定するからです。これは、医療従事者が利用者様の自宅を訪問し、患者様を管理するといった内容です。要するに、訪問した時点でこの居宅療養管理指導が発生するのです。

ちなみに後期高齢者1割負担、介護保険負担割合1割で週1月4回訪問した場合の料金を計算すると、医療保険の分は約4,800円、介護保険の分は約2,400円となり、合計7200円は最低でもかかることになります。これに併せて、虫歯治療、歯石取り、入れ歯作製などの治療料金はプラスでかかってきます。

しかしながら、障がい者医療証をお持ちの方であれば医療保険はかからず介護保険(居宅療養管理指導)分のみの負担になります。

③外来か訪問かは二者択一であるほうが良い

最後の3点目は意外と見落とされがちな部分です。

身体は動かせない、しかし奥さんが付き添ってくれるから外来の病院には通院できている。

これは外の病院に行けているということだから、訪問診療の対象ではないと判断されることがあります。非常に理不尽だと感じると思われますが、実際現状としてはよくあります。つまり外来か訪問は1択にするほうが無難ということです。

もしどうしても訪問をご希望されるのであれば、各担当のケアマネージャー様に一度ご相談してみてください。

まとめ

今回は患者様が訪問診療を受診するにあたり知っておいたほうが良い点を、かいつまんで3点に絞りました。希望の病院から離れていないか、料金の概算、そしてそもそも訪問対象であるかどうか、の確認は最低限しておいた方がいいと思います。

料金の見積もりは恐らく問い合わせたら計算してくれるとは思います。

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それではまた。

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