洗口液の効果について〜そのエビデンスを暴く

洗口中の男性 論文紹介
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ドクトル
ドクトル

こんばんは、ドクトルです。

このブログでは皆様に役立つであろう歯科の知識を、論文紹介を交えてお伝えしています。

要点はマーカーで引いておりますので、その部分を読むだけでも内容はご理解いただけるかと思います。最悪吹き出し部分を読むだけでも大丈夫です。

さて本日のテーマは「洗口液の殺菌効果」についてです。

今回の論文は、被災下において十分なブラッシングが行えない状況を想定し、洗口剤による含嗽前後の口腔内細菌数の変化を調査したものです。

要は「うがい」だけで、いかに殺菌効果があるかを調査しました。

それでは本題に入りましょう。

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①研究対象者

今回の研究対象者は、含嗽が可能である70~80代の高齢者15名です。

属性は以下の通りです。

  • 男女比:男性3名、女性12名
  • 平均年齢:79歳
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②調査方法

続きまして調査方法ですが、以下の通りです。

  • 使用した洗口剤:薬効成分配合リステリントータルケアゼロ®︎ノンアルコールタイプ(以下、洗口剤A)、サンスターガム・デンタルリンス®︎ノンアルコールタイプ(以下、洗口剤B)、薬効成分未配合モンダミンドライケア®︎(以下、洗口剤C)
  • 検体:舌の前2/3にある舌苔
  • 食後口腔清掃はせずに、食後2〜3時間後に洗口液10ml、30秒にて含嗽を行なってもらう。
  • 含嗽前後の細菌数を比較
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③結果

それでは結果です。

薬効成分配合の洗口剤A、Bは含嗽により細菌数が減少した。片や、薬効成分未配合の洗口剤Cはほとんど変化がなかった。

以下その変化を図示します。

「高齢者における洗口剤含嗽の口腔内細菌への効果ー被災した高齢者に対する保健指導への活用を目指してー」より引用
「高齢者における洗口剤含嗽の口腔内細菌への効果ー被災した高齢者に対する保健指導への活用を目指してー」より引用

まとめ

ではまとめです。

「殺菌効果が望めるのは、薬効成分が入っている洗口剤」

なお洗口剤A、Bについては以下のように考察されていましたので参考にされてください。

先行研究での調査では、「洗口剤A」による抗菌効果は洗口10秒後及び30秒後で100%、「洗口剤B」では、洗口10秒後で95%、30秒後で100%の抗菌効果であった

「高齢者における洗口剤含嗽の口腔内細菌への効果ー被災した高齢者に対する保健指導への活用を目指してー」より一部改変

またリステリンの殺菌効果につきましては、こちらの過去記事でも紹介しておりますので、宜しければ併せてご覧ください。

ドクトル
ドクトル

既にある通り、リステリンの殺菌力についてはエビデンスが確立されています。

歯科医師の私としてもオススメしている商品です。

(以下は私が実際に使用しているものです)

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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