こんばんは、ドクトルです。
このブログは歯科の知識、時事ネタ、ドラマネタなどをお伝えしている雑記ブログです。
さて今回はNHK大河ドラマ「どうする家康」第12話の概要について綴っていきます。
※原作はこちら⏬
どうする家康 前編 NHK大河ドラマ・ガイド
前回までのあらすじ
「信玄が氏真を見限ったらしい」
突如信長から告げられた家康。
信玄は駿府を本気で潰しにかかるとのこと。
しかし、今川領の手柄は何としても死守しなければならない。
信長からの絶対命令だからだ。
後日直談判するべく、信玄と会うことになった。
しかし実際の信玄を目にした家康は、あまりの気迫にビビり倒してしまい、結局半々で分け合うということで一旦は譲歩してしまうのであった。
しばらくして戦は開かれた。
信玄の戦力は家康の予想を超越しており、ものの1週間足らずで駿府を鎮圧してしまったのである。
このままでは信玄に全て手柄を奪われる。このままではマズイ。
家康は取り囲んでいる引間城を強制的に制圧することにした。
なお引間城城主は、瀬名の親友のお田鶴である。
家康は瀬名に「お田鶴は殺さず、降伏してこちらに連れてくる」と約束していた。
しかし、結果的に約束は果たせなかった。
降り積もる雪の中、お田鶴は銃弾に伏したのであった。
※詳細はこちらの記事をご覧ください⏬
どうする家康:第12話「氏真」の概要
では本題に入りましょう。
今回のテーマは「今川氏真との決戦」です。
以下ネタバレ含みますので、録画予約されている方はここで読むのを止めてください。
窮地に追い込まれた今川氏真
信玄から攻め込まれ駿府は制圧された。
もはや今川軍は壊滅寸前である。
さらには残った家臣達の多くが信玄側に付き始め、味方すらほぼいない状況に。
氏真は心底荒れた。
もう死ぬしかない….
氏真は短刀を手にし、首を斬ろうとした
だが、ギリギリの所で思い留まるのであった。
「家康を殺るまでは死ねぬ。」
しかし見よ。この恍惚感に似た表情を。
氏真はやはり只者ではない。(色んな意味で)
氏真の想い出
話は一旦、氏真の過去について。
かつての氏真と家康は兄弟のようなものだった。
一緒に武道の稽古を、時には蹴鞠で遊んでいたこともあった。
和気藹々としながらも、氏真は心のどこかで家康に嫉妬していたのであった。
それには色々と要因がある。
瀬名との結婚を賭けた決闘に敗れたこと、桶狭間の戦で自分だけ留守番役を強いられたことetc
ある時、父:義元から言われたことがあった。
「お主には将としての才がない」と
『自分は家康より劣っている』
家康への嫉妬と劣等感は、やがて氏真の中で大きなコンプレックスになった。
また、瀬名と結婚出来なかった氏真は、北条家の姫君「糸(志田未来)」と結ばれたのであった。
舞台は掛川城
「今川氏真、掛川城におります」
服部半蔵の探索により、ようやく氏真の居所が判明した。
躍起になる家康達
家康は声高らかに宣言した。
『掛川城を10日で落とすぞ!』
しかし氏真達は予想以上にしぶとかった。
10日で落とすはずが、時間だけが虚しく過ぎ、何と4ヶ月も経過していた。
氏真の怒りに優る執念は、家康達を翻弄させたのであった。
氏真vs家康〜遂に決着の時
氏真のしぶとさに、家康達は苦戦を強いられる。
そんな渦中、信玄から報せが入る
「氏真の首を今すぐ獲れ。さもなくば今川領はこちらが全て貰い受ける。」
あの森で交わした密約とはまるで話が違う。条約違反である。
無論家康は激怒する。
「信玄の奴、馬鹿にしやがって。」
信玄には絶対に獲らせはせぬ。
しかし中々正面突破はできない。
どうすれば良いのか….
困り果てていたところ、榊原康政がナイスタイミングで裏ルートを見つけ出す。
早速家康達は向かう。
すると….そこにはかつて兄と呼んだ男「氏真」の姿があった。
氏真ここで一句。
「なかなかに 世をも人をも 恨むまじ 時にあらぬを 身の科にして」
この句は氏真の辞世の句として有名である。
意味は「世も人も恨むまい。時代に取り残された自分が悪いのだから。」
氏真は、もはや勝機すらなかったのだろう。
しかし最後の力を振り絞り、家康とサシで勝負する。
せめて一矢報いてやる。
しかし結果は家康の一突きにて、勝負は決した。
氏真は切腹しようとするが、家康は慌てて止めに入る。
家康は涙ながら叫んだ。
「殺したくない。死んでほしくないんじゃあああ!其方はわしの兄じゃあああ!」
氏真は言う。
「嘘をつけ。お主はいつも妾を馬鹿にしておったろうが!」
氏真は今まで抱えてきたコンプレックスをぶちまける。
父:義元から上に立つ才はないと言われたこと、蹴鞠がお似合いだと言われたこと…etc
「儂のことは、誰も認めてくれなかった….誰一人として」
泣き崩れる氏真に、嫁:糸が意見する。
「それは違います!」
糸は義元の本当の真意を知っていたのである。
糸は氏真に言う。
「義元様はこう言っておりました。『己を鍛えることを忍ばぬ者は天賦の才あるものを凌ぐ。家康と氏真が力を合わせ、この国が栄えるのが目に見えて楽しみじゃ。』と」
氏真は幼少期の頃から努力家であった。
剣術のみならず学術も、朝早くから毎日継続していた。
その姿を父:義元は知っていたのだ。
この事は桶狭間の戦が終わった後に、氏真に言うつもりであったが、それは叶わなかった。
加えて家康も、涙を交えて詫びの言葉を伝える。
「本当は氏真様に仕えたかった….このようなことになってしまい、本当に申し訳ない。」
糸は言う。
「もう降りましょう。もう十分です….。」
氏真は糸の言葉に従った。もはや争う意味はもう無い。
「我らは北条家に身を退くことにする。家康、其方はこの時代からまだ降りるな。足掻けよ。」
そう言い残し、氏真と糸は北条家の元へ。
その後ろ姿を涙ながら見送る家康であった。
こうして家康と氏真の決戦は幕を下ろした。
信玄マジギレ
氏真を殺さず、北条家へ逃した家康。
めでたし、めでたし….と言いたいところだが、残念ながらそうはいかない。
信玄に喧嘩を売ってしまったからだ。
「氏真の首を持ってこい」と伝達したはずなのに、それをシカトしたからである。
信玄は激しく憤怒した。
その報せはすぐさま家康の元に。
家臣達は無論うろたえる。戦になるのも時間の問題だ。
しかし、今回の家康はなぜか冷静である。
何か秘策を持っているのだろうか!?
まとめ
というわけで、以上第12話のネタバレでした。
氏真とはどうなるかと思いましたが、互いに思いを吐き出せて良かったのではないでしょうか。
まあ信玄との関係性に大きな亀裂が入りましたが💦 今後いかにして挽回するか楽しみですね。
あと余談ですが、松潤ってアングルによってはジャンポケの斎藤に似てませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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