三河一向一揆の結末を見届けよ:「どうする家康」第九話〜画像付きでネタバレ

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ドクトル
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こんばんは、ドクトルです。

このブログでは皆様に役立つ歯科の知識、時事ネタなどをお伝えしています。

今回はNHK大河ドラマ「どうする家康」第九話の概要を画像付きで解説していきます。

※原作はこちら⏬


どうする家康 前編

前回までのあらすじ

はじめに、前回のあらすじをおさらいしておきます。

「不入の権」が何とも気に食わなかった家康。

一向宗から強引に年貢を徴収したことから、全てが始まった。

そう、三河一向一揆の開戦である。

しかし今回の戦は家康にとって少々分が悪いものであった。

家臣の反対を押し切り、一向宗を制圧しようとしたこと、そしてこれに反感を持った家臣達が数多裏切ったこと….

そして、しまいにはあの本多正信までもが….しかも一向宗の軍師として。

裏切り者が続々と出現する状況に、もはやどうして良いか分からなくなった家康であった。

※詳細はこちらの記事をご覧ください⏬

どうする家康:第九話「守るべきもの」の概要

それでは本題に入りましょう。

いよいよ治りつかなくなった三河一向一揆。

家康はいかにして諌めるのでしょうか。

以下ネタバレ含みます。録画予約されている方々はここで読むのを止めてください。

引きこもる家康

相次ぐ裏切りの現実を目の当たりにした家康。

精神的にかなり疲弊するのも無理はない。

家康は完全に塞ぎ込んでしまった。

こんな状態を見た家臣達は、士気が下がる一方。

先が見えない戦に、家臣達も嫌気がさす。

流れは最悪である。

絶賛引きこもり中の家康のところに、ある男が訪れる。

鳥居忠吉(イッセー尾形)である。

今の状況を見かねてのことであろう。

鳥居は家康に語る。

「殿が進むべき道は二つに一つであります。」と。

一つは「家臣を信じる」

そしてもう一つは「謀反の疑いが少しでもある者は滅殺する」

謀反者が相次ぐ状況を目にしたため、家康は人間不信に陥っていた。

しかし家康は問う。「信じて裏切られたらどうする?」

鳥居は答える。「それならば仕方ない。」

鳥居はそれだけ言って、部屋を後にしたのであった。

心を入れ替える家康

鳥居のアドバイスが功を奏したのか、家康は心を入れ替えた。

切り替えが滅茶苦茶早い男である。

家康は家臣達に声高らかに宣言する。

「付き従いたくなければ、今すぐこの場を去れ。儂はお前らを信じる!」

家康は家臣を信じることを選んだ。

気合いが入った家康は、即座に戦場へと向かった。

その様子を見た家臣達は、士気を取り戻し家康と共に戦へと向かうのであった。

一気に活気づいた家康軍。

戦況は完全に好転し、一向宗を追い詰めるのであった。

本多正信の過去〜幼馴染のお玉(井頭愛海)

一向宗の軍師を務めている本多正信。

なぜ彼が一向宗側についたのか。

理由は過去にある。

本多正信には幼馴染のお玉(井頭愛海)という人物がいた。

チャームポイントは左下にあるホクロ。

大変仲が良かったが、色々な事情があり生き別れることとなってしまった。

そして、8年前。

本多正信は賊狩りをしていた。

その時に、あの幼馴染お玉と再会したのである。

しかしお玉は重傷を負っている。

家に連れて帰り、本多正信はすぐさま医者を呼ぼうとするが、お玉はそれを拒む。

早くあの世に行って、極楽浄土へ行きたい、と。

数珠をもって唱えるのである。「南無阿弥陀仏」と

そう、お玉もまた一向宗信者の一人であったのだ。

そうして間も無くお玉は息絶えた。

これは私の推察だが、本多正信が一向宗についたのは、お玉に想いを寄せていた為ではないかと考える。

お玉が信仰していた一向宗を敵に回すことは、それ即ち愛していたお玉の存在を否定することである。

なので、家康に謀反を起こしてまでも、一向宗についたのではないだろうか。

ドクトル
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※井頭愛海さんのプロフィールについてはこちら⏬

「井頭愛海:プロフィール・経歴」

一向宗との和解を勧められる

一向宗との戦はそろそろ大詰めという状況になった。

そんな中、とある男が家康の元を訪れる。

信長に媚び売りまくっている、水野信元(寺島進)である。

媚び売り水野は家康に提言する。

「一向宗と和解しろ。」

これ以上戦を長引かせるのは、不利益にしかならん。

しかし、この和解には裏があったのだ。

和解申し立ての報せは、すぐさま一向宗に届いた。

一向宗と和解すること、そして謀反を起こした者は罪に問わず、再度家臣として面倒を見るということ

しかし、本多正信はこれを拒絶した。罠に違いないと。

「和解後、寺を潰し、謀反人は殺すに違いない。空誓様、和解など絶対してはなりませんぞ。」

本多正信は声を大にして言うが、空誓はもはや戦をする気概は無かった。

怪我を負った信徒達を見て、戦に巻き込んでしまったことを悔い、空誓は涙を流す。

後日岡崎城にて。

家康と空誓、そして媚び売り水野が仲介人となり、双方和解したのであった。

空誓は家康に言う。

「文書じゃなしに、私の目を見て寺を必ず元に戻すと仰ってくださらんか?」

対し、答える家康。

「約束しよう。」

三河一向一揆は終結した。

戦いの後〜謀反者の処遇と家康の後悔

今回の一揆にて謀反を起こした者、先ず一人目夏目広次。

彼に対しては不問とした。

家康の寛大な処置に、複雑に感情が交錯する夏目広次。

そしてもう一人、本多正信。

縄に繋がれて、家康の元へと連れて来られた。

本多正信は家康に言う。

「あなたは仏に縋る庶民の気持ちが分かるか?今日の飯にありつくのにも必死に生きる庶民の気持ちが。あなたが何気なく食べている米は庶民から貰ったものだ。その庶民を撃ち殺そうとは愚か者だ。過ちを犯したのは殿だ。」

家康はその言葉を聞き、涙を流す。

「儂はずっと悔いておる。過ちを受け入れ国のために前へ進む。」

その後、家康は本多の縄を解き言う。

「本多殿。其方を三河から追放する。二度と戻ってはあいならぬ。」

本多正信は死罪を免れたのであった。

そして戦が終わり、再び三河に平穏が訪れた。

しかし家康の胸中は複雑であった。

瀬名と二人して語る家康。

家康は涙を流しながら瀬名に語る。

「綺麗事にしてはならん。儂は愚かなことをしてしまった….守るべきものは民と家臣達であったと言うのに….」

瀬名は家康にこの言葉を贈る。

「厭離穢土欣求浄土。汚れたこの世を浄土に。あなたなら出来るような気がします。」

まとめ

今回の戦で民を巻き添えにしてしまったこと、そして多くの家臣達を傷つけてしまったことを大いに反省する家康。

前回の話でもありましたが、今川義元のお言葉「天下の主人は民である。我らは民に生かしてもらっておるのじゃ。民に見放された時は死ぬのじゃ。その事を忘れるでないぞ。」

きっと家康は、この言葉を思い出し、さぞ悔い改めていることでしょう。

以上第九話の概要でした。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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