朝倉病院事件の元院長:朝倉重延の過去から現在までの遍歴を丸裸

朝倉重延 時事ネタ
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ドクトル
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こんばんは、ドクトルです。

このブログでは皆様に役立つ歯科の知識、時事ネタなどをお伝えしています。

先週、東京都八王子市にある精神科病院「滝山病院」において、看護師による患者への日常的な虐待が発覚し、大きなニュースになりました。

この滝山病院の院長が「朝倉重延」という医師なのですが、実はこの院長、「かなりワケありな医師」で話題になっています。

そこで今回は滝山病院の院長、「朝倉重延」の過去から現在までの遍歴を徹底的に洗い出してみました。

過去記事でも少し触れましたが、今回はより詳細に綴っていきます。

※関連記事はこちらから⏬

なお余談ですが、いつもは医療従事者の方々のことは「先生」とお呼びしますが、この人物に限っては、とても医師としての片鱗を感じられないので、あえて呼び捨てにしております。ご了承ください。

「朝倉重延」について

「朝倉重延」が一体どういう人物か。

素人ながらも、調べたことを以下記載していきます。

プロフィール・経歴

以下経歴です。

  • 年齢:不明(最低でも65歳以上)
  • 出身大学:不明(恐らく杏林大学)
  • 杏林大学にて博士号取得
  • 杏林大学医学部第二外科学教室所属の過去あり
  • 学位授与年月日:1993年3月19日
  • 東京精神科病院協会 八王子支部所属

年齢については、生年月日の記載がどこにも見当たらなかったので推察で記載させていただきました。

根拠としましては、医師登録年が昭和58年(1983年)であること。

医学部は6年制であるため、ストレート卒業で25の年。そして医師免許取得が40年前なので、最低でも65歳以上であることが予想されます。

※こちらにつきましては「医師等資格確認検索」から検索できます。

また出身大学についても、具体的な記載は見当たらなかったのですが、朝倉重延が書いた論文のソースが「杏林医学会雑誌」であることから、杏林大学出身の可能性が高いと予想しました。

参考までに発表論文についてはこちら⏬

当時は外科医局に所属しながら、癌を中心に研究してたようです。

朝倉病院事件の主犯格

冒頭で朝倉重延がワケありな医師であると述べましたが、その理由がこの「朝倉病院事件」です。

冒頭の関連記事でも少しだけ触れましたが、今回はより細かくご紹介していきます。

朝倉病院〜埼玉県庄和町(現:春日部市)の精神科病院

当時あった場所が、埼玉県庄和町でした。

今は地名が変わり、現住所は埼玉県春日部市大衾496−378です。

なお、現在は更地になっている模様です。

身寄りのない高齢者、生活保護受給者を積極的に引き受けていた

この朝倉病院は、入院患者の大半が高齢者で、特にホームレス・認知症などで身寄りがない方々、及び生活保護受給者が大半を占めていた、という特徴があった。

また、入院してくる高齢者の多くは内臓疾患もあり、内科を併設していた朝倉病院は正に救いの手であった。

生活保護受給者の医療費は、血税、いわば国から支払われると言っても過言ではない。さらに身寄りもいないとなれば、誰も治療に対して口出しをする人間もいない。

朝倉病院にとっては、またとない鴨であったのだ。

貧困ビジネスの暴走

残念ながら、この朝倉重延は良心のかけらもない人間であった。もはや医療従事者以前の問題である。

朝倉は、生活保護をいいことに数々の不要な医療行為を行う。

代表例は中心静脈栄養(IVH)である。

この療法は、極度に栄養状態が悪い、もしくは長期間お口から食事が出来ない患者に行う長期栄養療法である。なおこの療法を行うにあたっては、小手術を要する。

つまり、食事が出来ない状態の方に対しやむを得ず行う手段なのだ。

これを、朝倉は乱用したのである。

どういうことかと言うと、本来食事が出来る患者に対し、食事を敢えて与えず、加えて身体拘束を行うことで、強制的に栄養失調にさせたのだ。

この状況にかこつけて、不要なIVHを繰り返し行っていたということである。

このIVHを無理に行うと、体内の栄養バランスが崩壊し多臓器不全により死に至るとされる。

その他には、感染対策もせずにベッドでそのまま手術をしたりなど、蛮行は目に余る。

朝倉病院では40名以上の患者が不審死を遂げたとされているが、多くがこういった不必要な治療によるものとされている。

2001年 元職員による告発で発覚

最終的に、2001年において元職員の告発により事件が発覚した。

不法な診療報酬請求があったとし、結果的に朝倉病院は廃院となった。

しかし、主犯格の朝倉の医師免許は剥奪されず、保険医停止のみの処分に終わった。

以上が朝倉事件の全貌である。

朝倉重延の現在〜滝山病院の院長就任

朝倉病院事件の後、サンクリニックで勤務しているなど、多くの噂が飛び交ったが結局行方は分からなかった。

しかし、つい先週世間を賑わせた滝山病院の暴行事件により、再び朝倉重延の存在が知られることになるとは誰が予想出来ただろうか。

公益社団法人日本精神科病院協会より引用

何と再び保険医を取得し、病院を運営していたのである。

しかも今回の滝山病院での事件も、朝倉病院事件と実態はさほど変わらない。

生活保護受給者を利用した貧困ビジネスそのものである。(詳しくは冒頭の関連記事をご参照くださいませ。)

この男、20年前と何も変わっていない。依然としてサイコパスである。

NHK:ETV特集「ルポ死亡退院〜精神医療・闇の実態」から、現在の朝倉重延はこちら⏬

朝倉重延の車、アストンマーティン↓

高級車なのが何とも憎たらしい

また、朝倉重延の発言も番組内で取り上げられていた。

朝倉重延
朝倉重延

また逝っちまったな

まあしょうがないんだよな

やっても助かって延びるヤツもいればそのまま逝っちまう。そういうレベルなんだよな。

根本的に治すなんてとんでもない話だよ。

いつか死ぬ。

家族が「捨てたい」と言ってくれりゃいいんだよ。

帰ってきては困るとか、死んじまってもいいのかとか

死んでもいいですよっていうのなら、それこそここに置いといて、もうちょっとね落としちゃう。そう思うよ。

この発言を見るに、ハナから治療をする気は全く感じられない。

人が死ぬことに対して、何の感情も無いみたいである。

まとめ

以上、朝倉重延の過去から現在までの遍歴の詳細でした。

しかしこんなに無茶苦茶してても、医師免許って剥奪されないのですね。

案外ゆるい制度だなと思う。

保険医資格については現行において、5年経てば取得可能とのことだが、それは人間的に問題なしと厚労省が判断した上でのこと。

厚労省は明らかに朝倉重延という人間を見誤った。

またこの事件で精神科医へのネガキャンが増えかねないかもしれないが、それはお門違いも甚だしい。

これはあくまで「朝倉重延」という人間性の問題である。職業は関係ない。

私事ですが、私の親友の一人が精神科医をしています。

それも相まって、今回の件で精神科医自体を批判されるのを目にすると、親友まで嘲笑されているようで何とも鼻持ちならない気持ちなのだ。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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