こんばんは、ドクトルです。
このブログはトレンド雑記ブログです。
さて今回のテーマは「旧統一教会元2世信者・小川さゆりさんは嘘つきか?」ということについて、以下記していきます。
旧統一教会元2世信者:小川さゆりとは?
マスク姿が特徴的な小川さゆりさん。
小川さゆりさんと言えば、昨年旧統一教会の実態について、記者会見を通じて赤裸々に告発した方として大きな話題を呼びました。
涙ながらの必死の告発の姿を見て、世間の大部分は共感を示しました。
しかしながら、一部の人間はそうは思っていないようです。
「小川さゆりは嘘つきじゃね?」
「小川さゆりは胡散臭い」
多種多様の意見はあって然るべきですが、以下に紹介する動画を見て、果たして本当にそう思えるでしょうか?
本題に入る前に、小川さゆりさんご自身についての情報を、簡潔にですが一応ご紹介しておきます。
① 年齢・出身地・居住地
年齢は26歳とかなりお若い方です。
出身地は三重県、現在のお住まいは神奈川県横浜市とのこと。
また既婚者でもあり、お子様が一人いらっしゃいます。
なお、お相手の方は、旧統一教会とは無関係の方です。
②SNS
小川さゆりさんはYou TubeチャンネルとTwitter(現:X)アカウントを所有しています。
以下リンクを貼っておきますので、宜しければご参照ください。
Youtubeチャンネル→「小川さゆり 元統一教会2世」
Twitterアカウント→「小川さゆり Twitter」
街録ch×小川さゆりの動画概要
前置きはこれぐらいにして本題に入りましょう。
今回ご紹介する動画は「街録ch」にて収録された、小川さゆりさんのインタビュー映像です。
記者会見では語られなかったお話もあり、中々ボリュームのある内容となっています。
では、以下に概要を記載していきます。
①:小川さゆりさんの現在の活動について
小川さゆりさんは現在、旧統一教会の宗教法人解散を求める活動をしています。
この活動の意義はズバリ「宗教法人の肩書を剥奪することで国からの保護を解くこと」
宗教法人を与えられているということ
これは即ち、国から真っ当な宗教であると保証されているということ、を意味します。
しかし実態はどうでしょうか。
小川さゆりさんを始め、多くの方々が多額の献金、制限された生活を強いられ、生きていくうえでかなりの実害を被っている、というのが現状です。
こういった事実がありながら、本当に真っ当な宗教団体と言えるのか。
しかも、宗教法人を付与されると「無課税」という特権が付いてきます。
信者から搾取するだけ搾取し、おまけに無課税とくれば、ボロ儲けです。
被害者である小川さゆりさんは納得するはずがありません。
旧統一教会の宗教法人解散については、現在署名活動中です。
ちなみに現時点で30万人以上の署名が集まったとのことです。
②:信者時代の非日常
信者時代の家庭内での日常についても赤裸々に語ってくれました。
以下、要点を列挙しました。
- 両親の職業は不明
- 父は元教会長
- お酒・タバコ・ギャンブル厳禁
- 恋愛厳禁
- 信者以外の性行為は殺人以上の罪
- 週1回、朝5時から30分間、祈祷会があった
- 週1回の礼拝義務
- 少女漫画を読むのも厳禁(友人の家では見てたとのこと)
- 信者以外は全員サタン(悪魔)と教えられた
こうして見ますと、かなり制限が多い生活を強いられてたことがわかります。
明らかに異様にも関わらず、小川さゆりさんは当時を振り返って、「こんなもんなんだ….」と当然のように受け入れていたそうです。
洗脳の恐ろしさが改めてよく分かりますね。
③:当時の経済状況
信者時代の経済状況については、「非常に貧しかった」と小川さゆりさんは語ります。
以下要点を記載していきます。
- 親戚から数百万の借金があった
- 服は全て貰い物
- 親戚から1万円貰っていたが、両親に取り上げられていた
- 献金は収入の10分の1
- 卒業アルバムは買ってもらえなかった
両親の熱狂的信仰ゆえ、貧しい生活を強いられていた小川さゆりさん。
当時信者といえども、思春期時代はやはり、かなりコンプレックスを抱いていたとのことです。
④:修練会について
中学に上がってから、統一教会の活動が忙しくなり始めたと小川さゆりさんは語ります。
その要因の一つが「土日の修練会」という行事です。
修練会の内容は以下の通りです。
- メンバーは中高生で構成
- ジャンプしながら大声で歌っていた
- 雰囲気はライブ並みに熱気盛んだった
なお、合宿中に行われる選抜試験を通過した者のみ参加できる修練会もあったとのことです。
⑤:信仰にハマっていった中高時代
中学に上がってから、小川さゆりさんは、どんどんと熱心な信者になっていきました。
いや、させられたというのが正しいでしょうか。
「修練会」に一緒に参加していた、年上の方々を見て、ある種羨望を感じたそうです。
「私もああいうお兄さん・お姉さんになりたい・・・・」と
こういった感情もあり、小川さゆりさんの旧統一教会に対する信仰はより深くなっていったと言います。
その信仰への情熱は衰えることを知らず、小川さゆりさんが高校生の頃、スピーチ大会で全国2位の成績を残すほどになりました。
※当時のスピーチ大会の映像⇩
⑥:倫理的にヤバすぎる養子縁組制度
統一教会には「三大祝福」という三つの教義があったといいます。
個性の完成、人格の完成、そして家庭の完成です。
つまりは「子供を持つこと」が旧統一教会の教えに含まれるわけです。
しかし、信者の中でも子供を持つことが出来ない方もいました。
では、どうするか。
そう、子供に恵まれない家庭に「養子」を差し出すのです。
元来小川さゆりさんは六人兄弟だったそうですが、その内三人養子に出されたとのことです。
明らかに倫理的に問題ありなわけですが、旧統一教会の教えにおいては「徳を積んでいる」ということ、つまり「善いこと」とされるわけです。
こういった異常な事が日常的に行われていたと思うと、本当に気持ち悪いですね。
⑦:修練会中に受けたセクハラ
高校卒業間近も、熱心に信仰活動をしていた小川さゆりさん。
小川さんは、合同結婚式を前に21日間の修練会に参加していたとのことです。
しかし、この21日間の修練会中に、小川さんの将来を左右する程の大きい事件が起きました。
何と、男性の班長からセクハラを受けたんだそうです。
当時の状況を、小川さんはこう語りました。
- 個室に呼び出され、肩を組まれた
- 頭を撫でられた
- ツーショットの写真を撮られた
- ストーカーまがいのメールが何回も来た
この体験がトラウマになり、小川さんは完全に引きこもりになってしまったと言います。
⑧:清平(チョンピョン)での除霊と精神病棟送り
修練会でのセクハラを機に、完全に精神崩壊してしまった小川さん。
この状況を見て、小川さんの母は「あなたに悪例が憑いている。清平(チョンピョン)に行ってお祓いしてきなさい。」と提言したそうです。
清平とは韓国の地名で、そこには旧統一教会の除霊施設があるとのこと。
除霊は40日間行われたそうですが、小川さんのメンタルは回復どころかむしろ悪化。
支離滅裂な言動が出始めた小川さん。
小川さんは当時の症状を振り返り、「解離性同一性障害」だったのではないかと語ります。
結局、小川さんは除霊施設の隣にある精神病棟に強制送還されることになりました。
安定剤注入、拘束の毎日
さらに驚くことに、その病棟内でも除霊が行われていたそうです。
結果、退院後は日本に戻る事ができたそうですが、帰国後も精神症状に苦しめられていたといいます。
パニック障害・うつ病を併発し、遺書を書くまでに追い込まれました。
「信者として生きる意味が分からなくなった」と小川さんは語りました。
⑨:旧統一教会との決別
「死」
そのことだけが常に頭の中を占めていた日々が続いていた小川さん。
しかし、せめて旧統一教会に一矢報いたい
この思い一つで、小川さんは踏みとどまりました。
その後、小川さんは20歳の頃家を出て、旧統一教会と距離を置き始めます。
現在小川さんは結婚されており、一人の子供がいます。
結婚当時、小川さんは両親と縁を切るべきかどうか悩んだそうですが、子供のために絶縁は避けたそうです。
なお小川さんの両親は、未だ信者のままです。
まとめ
というわけで、以上「街録ch」で旧統一教会について語られた内容です。
「小川さゆりさんは嘘つきである」という意見が一部あるようですが、アンチか旧統一教会の信者が勝手に言っているだけでしょうね。「彼女には悪霊が憑いている」ってね。
政治との癒着もあり、中々表沙汰には出てこなかった旧統一教会の問題ですが、これは絶対にうやむやに出来ません。
最近では、ようやく国も動き始めたのか、つい先日(9月3日)旧統一教会への解散請求が検討されることとなりました。
旧統一教会は裁かれるのか。
今後の動向に着目していきたいところです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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