こんばんは、ドクトルです。
このブログでは、役立つ歯科の情報、時事ネタ等皆様にお伝えしています。
要点はマーカーで引いておりますので、その部分を読むだけでも内容はご理解いただけるかと思います。
まず始めに、こちらのニュースをご覧ください。
昨日Twitter界隈を賑わせたニュースで、どうやら「生活保護申請」の件にて一悶着あったようです。
なかなか触れづらいテーマではありますが、今回はこのニュースに対し、綺麗事一切抜きで思うところを記していきます。
事件の概要
では、本題に入りましょう。
まず今回の件に関する概要について、簡潔に記していきます。
愛知県安城市市役所にて勃発
事の発端は、愛知県安城市市役所にて。
同市役所の職員が、生活保護を申請しようとした女性の日経ブラジル人を突っぱねたことがトラブルになったようです。
報道によれば、申請時に職員から
「外国人には生活保護費は出ない」「国に帰ればいい」などと発言。
なお併せて、出入国在留管理庁、領事館への相談も提案したとのこと。
当事者(日系ブラジル人)の環境について
今回の当事者、日経ブラジル人の環境については以下の通りです。
- 来日して約10年
- 小学生の長男と1歳の次男がいる
- 夫(42)はコロナ禍の影響にて現在無職。しばらくアルバイトで食い繋いでいたが、無免許運転にて逮捕され、収入が途絶えた
- 毎日の食事すら摂れないほど困窮している。ミルクや食料は知人から支援されていた。女性曰く「ミルクはほぼ水のようだった。それが一番辛かった。」
異議申し立ての末、結果的に申請は通った
結論から言うと、申請は通ったそうです。弁護士の力を借りたようで。
22日にて生活保護費は無事に受給。担当課長からも謝罪の旨あり。
女性曰く、「精神的に追い詰められ、市役所に行くのが怖くなった。外国人も一人の人間として見てほしい。」
生活保護について
今回の件のキーワードである「生活保護」
せっかくの機会なので、「生活保護」の中身についても少し触れておきます。
外国人も生活保護の対象に含まれる
以下、生活保護法第一条より。
(この法律の目的)
第一条 この法律は、日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする。
生活保護法 第一条より引用
条文にある「生活に困窮するすべての国民」の中にも、永住者及び定住者などの資格をもつ外国人が含まれています。
これは2018年12月にて安倍晋三内閣により、決定されました。
各専門家の意見
参考までに、生活保護について、専門家の方々の意見を以下貼付しておきます。
対して、小野田議員の意見。
現生活保護法の矛盾点を鋭く指摘する小野田議員と、それを真っ向から反論する有馬哲夫氏。
一方、ヤフコメにて日系人を全力で支援する意見も。
今回の事件について思うこと〜言いづらいが言います
では私の考えを最後に、結びとさせていただきます。まず市役所職員の発言について。これについては控えた方が良かったかもしれませんね。
ですが、思うところは同じです。口に出してはよう言いませんが。
そもそも今回の一件って
「日本から出ていけ」というのではなく、日本で生活しづらい状況であれば母国でケアしてもらった方が良いのでは?と言っただけのことではないのでしょうか?
それを不幸にも、差別というニュアンスで捉えられた。結果弁護士をも巻き込んで、生活保護申請を罷り通した。
何だろうか、この不快感は。何故そこまで日本にすがりつきたいのだ。
この件に限らず、日本の制度って優先順位滅茶苦茶だと思います。
身内がおらず労働能力が無い方、身体不自由で働けない方、など優先して生活保護が本当に必要な方ってもっといるはずですよ。
ただでさえ申請断られる方が多いのに….
というか、奥さん働けよ….
外国人にもお金を配っている国。日本ぐらいらしいですね。
何か色々と理不尽で、なぜこんな理不尽を我々日本国民が血税で負わなきゃいけないんだろうか。そんなことを思う一件でした。
給与は上がらず、税金だけ高くなるばかり。最近所得税もちゃっかり上がってたし….
この日系ブラジル人のご家族も色々と苦労されているかもしれませんが、僕らリーマンも生きるのに必死ですから。
とりあえず、こういうゴネ得みたいな前例は金輪際作ってほしくないですね。舐められたくもないしな。
私の意見がヘイトだと思うのであれば、どうぞ勝手に言ってくれ。
今回は結構感情的になってしまいました。多々お見苦しいところを申し訳ありません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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